使用する器具は一人ずつ滅菌して使用しています。

虫歯検知液を使用して、取り残し・削りすぎを防止しています。

虫歯になっている部分だけを取り除き詰めてしまうのが治療ですが、きちんと取りきれてなくて詰めた後も中で虫歯が進行していたり、虫歯以外の健全な歯まで削りすぎてしまったりすることを防ぐためムシ歯検知液（うしょく検知液）を使用しています。
ムシ歯検知液—虫歯になっている部分だけを赤く染める染色液です。
この液を使わないと一見虫歯を削り取れているように見えても残っていることがほとんどです。数年前に治療した詰め物をはずすと中で虫歯が大きくなっていたことはよくあります。

一見、虫歯がとれた様に見えても・・・

虫歯を染めたところ。これだけ虫歯が残っています。

虫歯検知液を使用しないと完全に 虫歯を削りとることは不可能です。このまま詰め物を入れてしまうと数年後、虫歯は中で進行し神経までやられてしまうでしょう。

レーザーで虫歯治療

小さな虫歯はレーザーで無痛治療しています。

痛みの少ない麻酔

歯の治療では、痛みを感じさせなくするために麻酔注射をすることが多いですが その麻酔注射が痛いので恐さがありますよね。麻酔注射で痛みを感じるのは、針を刺す瞬間と 薬を注入する圧力が痛みを感じます。限りなく痛みの無い麻酔を行うために、表面麻酔薬を塗り 、最も細い針を使用し、ゆっくり注入できる電動注射器を使用しています。
どうぞご安心下さい。

詰め物（インレー），かぶせる（クラウン）治療

虫歯を削ったらその穴を塞ぐために詰め物や冠をかぶせる治療に入ります。
出来てきた詰め物を歯にくっつける前に歯の表面を無菌の状態にしてからくっつけないと 数年後再び詰め物の中で虫歯が進行してしまいます。
当院では超酸性水で洗浄してからくっつけています。

歯の神経の治療（根管治療）

虫歯が深くまで進むと歯の神経までバイ菌に侵され、神経の治療が必要になります。
神経の治療は、歯根の先まで綺麗に神経を取り除き、二度とバイ菌が侵入しないように ギュッと埋めてしまう必要があります。
神経の治療が不十分だと歯根の先に黒く膿みの袋が出来てしまいます。
右のレントゲンで、歯根の途中まで白く詰められていますが歯根の先までは 届いていません。歯根の先までは治療の器具が届いておらずキチッと清掃できていない ということです。この場合、冠をはずして再治療が必要で、ひどくなると抜歯になります。
神経の治療中、周りの唾液（つば）の中にはバイ菌がいっぱいいます。一滴でも唾液が かからないように治療しないとバイ菌を中に詰め込んでしまうことになります。唾液がかからないように 装置を入れて治療しています。
マイクロスコープ（顕微鏡）を使用して治療していますので、より確実な治療が可能となります。
奥歯の神経の入り口はこんなに小さく、中まで肉眼では見えないので手探りでは完全に 治療出来る可能性はとても低いです。マイクロスコープ（顕微鏡）を使用するとほとんど 歯根の先まで見ることができます。
NASAでも使用されている超酸性水・アルカリ水（無菌水）で歯根の中を洗浄し、

歯根の中の細菌培養テストを行い、

バイ菌がいないことが確認できれば歯根内部を埋めてしまいます。

歯周病治療

歯周病は歯を失う最大の原因です。また歯周病は歯石が原因で起こる、歯ぐきや歯を支えている骨が減っていく病気です。
放置しておくと、全く虫歯になっていない歯でも抜かないといけなくなります。
歯石は一ヶ月で付着してきますので、定期的な歯のクリーニングが必要です。
当院では歯科衛生士が、歯ブラシでは届かないすみずみまでクリーニングしています。歯石とりは絶対に痛くないように行っていますのでご安心下さい。
人によって歯並びはいろいろです。それぞれ個人個人にあった歯磨き法を指導しています。