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なぜ歯周病になるのか?歯周病の原因について

 2018/03/11 歯周病
この記事は約 7 分で読めます。 212 Views

突然ですが、あなたは歯茎から出血したり、歯と歯の間に食べ物がはさまりやすくなったり、口臭が気になったりしていませんか?
実は、これらは全て歯周病の症状なのです。

歯周病とは、虫歯と並ぶお口の中の二大トラブルです。
歯周病は痛みが出るのが遅いので、気付いたときには重症で抜歯になった・・・ということも少なくありません。

今日は、一生ご自分の歯で食べられるよう、歯周病の原因や症状、予防策などの知識をお伝えしたいと思います。
それでは参ります!

歯周病とは?

歯周病とは、お口の中の細菌によって、歯を支えている周りの骨が溶けてしまう病気のことです。
成人の約8割は歯周病になっている、と言われている位、日本人には多い病気なのです。

歯周病には歯肉炎と歯周炎の二種類あります。

●歯肉炎・・・炎症が歯茎だけに留まり、歯茎が赤く腫れたり出血してきたりする状態。
●歯周炎・・・歯茎の中にある歯を支えている骨にまで炎症が及び、骨が溶けてきている状態。

そのため、歯周炎が進行すると歯の土台である骨が破壊され、歯が揺れて噛めなくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまうのです。
では、歯周病の原因とは何でしょうか・・・?

 

歯周病の原因とは

歯周病は、お口の中の菌の塊である歯垢(プラーク)が原因で起こります。
しかし、歯垢は多からず少なからず、誰のお口の中にでもあるもので、必ず歯茎や歯の周囲の骨に悪影響を与えるわけではありません。
しっかりと歯磨きで歯垢を落とせていれば、問題はないのです。

では、なぜ歯周病になってしまうのでしょう?
実は、歯周病というのは歯垢だけでなく、様々なリスクファクター(危険因子)が関与して、知らず知らずの内に進行してしまう・・・これが歯周病の恐ろしさです。

このリスクファクターには局所的リスクファクターと全身的リスクファクターがあります。

1.局所的リスクファクター

①歯石

歯垢を放置すると、唾液の成分と結合して歯石になります。
歯石の表面はザラザラしているので、さらに歯垢がつきやすくなり、歯周病が進行する原因となります。

②歯並び

歯並びが悪いと、歯磨きがしづらく、歯垢が残りやすくなってしまいます。

③不適合な金属

虫歯治療で金属を入れたところは、もう虫歯にならないと思っていませんか?
実は金属と自分の歯の境目から、また虫歯になることはよくあることなのです。
さらに、金属が入っている歯は、年数がたつと合わなくなってくることも多く、どうしても歯垢が残りやすい状態になってしまい、歯周病のリスクファクターとなるのです。

④口呼吸

口呼吸はお口の中が乾燥してしまい、歯垢がつきやすい環境になります。
さらに歯茎は乾燥すると、炎症が起こりやすくなるので、余計に歯周病が進行する原因となるのです。

⑤唾液量の減少

さきほどの口呼吸と同じく、唾液量が減ると、お口の中が乾燥状態になり歯垢がつきやすくなります。
唾液量が減る原因としては、加齢やストレス、服用薬の影響などがあります。

⑥歯ぎしり・食いしばり

寝ているときに歯ぎしりを指摘されたり、何かに集中している時に、グッと歯を噛みしめていることはありませんか?
歯ぎしり・食いしばりは、歯や歯を支えている骨に大きな負担がかかり、歯周病が進行する原因となります。

2.全身的リスクファクター

①喫煙

タバコに含まれるニコチンは、歯茎の血流を悪くし、煙に含まれる一酸化炭素は、歯周組織への酸素欠乏を引き起こします。
よって歯茎の免疫力が下がってしまい、歯周病が進行する原因となります。
またタバコによってつくヤニの表面はザラザラしているので、ヤニの上に歯垢がつきやすくなり、汚れが蓄積されてしまいます。

②糖尿病

糖尿病と歯周病は、密接な因果関係があると言われています。
糖尿病の数値が悪くなると、歯周病の状態も悪化し、またその逆もあります。

③不規則な生活・ストレス

生活が不規則になりストレスが溜まると、食生活が乱れ、睡眠時間も少なくなり、身体の免疫力が低下する原因となります。
免疫力が低下すると、歯周病の原因菌に打ち勝つ力がなくなり、歯周病が進行する原因となります。

④ホルモンバランス

歯周病の悪化に、女性ホルモンが大きく関与することがあります。
特に妊娠中は、妊娠性歯肉炎という病名があるほど、歯茎の状態が悪くなりやすいのです。
もちろん出産したら落ち着きますが、そのあとも月経や閉経などで常にホルモンが関係してくるので、注意が必要です。

⑤服用薬の副作用

歯茎は、薬の副作用でも腫れることがあります。
抗てんかん薬や、高血圧の薬を服用している人に、よくみられます。

歯周病の原因は様々で、色々なリスクファクターが重なって、進行していくのです。
次に歯周病の症状についてお話ししていきますね!

いくつ当てはまる!?歯周病のセルフチェック

さきほど、歯周病は症状が出にくく、知らず知らずのうちに進行する、とお話ししました。
今から、歯周病の症状についてお話ししていきます。
当てはまる症状がありますか?
チェックしてみてくださいね!

 

✓ 歯茎から出血する
✓ 歯茎がむずがゆい感じがある
✓ 歯と歯の間に物がはさまりやすくなった
✓ 歯茎が下がってきた気がする
✓ 歯がしみる
✓ 歯茎が腫れている
✓ 口臭が気になる・あるいは第三者から指摘された
✓ 歯がグラグラする
✓ 起床時、口の中がネバネバする

いかがですか?
これらはすべて歯周病の症状です。
1つでも当てはまる場合は、歯周病になっている可能性があります。

放置は危険!まずは歯医者さんへ!

もしかして歯周病かも!?と感じたら、まずは歯医者さんで歯周病の検査をしてもらうことをおススメします。
歯周病は、歯肉炎~軽度歯周炎~中度歯周炎~重度歯周炎と段階がありますので、自分がどの段階なのかを知る必要があります。

「歯周病の症状に当てはまる・・でも毎日朝晩しっかり磨いているのに・・」という方もいらっしゃると思います。
しかし、磨いている=磨けている、ではないのです。

●歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先が当たるように鏡で確認しながら、小刻みにしっかり磨けていますか?
●上下左右、表裏全て磨けていますか?
●最低5分間は磨いていますか?
●糸ようじや歯間ブラシなどで、歯と歯の間もしっかりケアしていますか?

どうですか?
意外と出来ていない人が多いと思います。
自分では磨いているつもりでも、実は磨けていない可能性が高いのです。

一度、溶けてしまった骨は、特別な手術をしない限りは元に戻ることはありません。
そのため、歯周病治療をしても、元通りに“治す”ことはできないのです。
しかし、放置していたら歯周病は進行する一方で、歯が抜け落ちてしまいます。

またお口の中の菌は、食べ物と一緒に毎日体内に入っています。
身体の抵抗力を弱くなると、この菌に打ち勝つ力が無くなり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因ともなります。
まずは、歯周病の進行を遅らせる・緩やかにするために、治療を受けましょう。
歯周病治療とは、歯の周囲の歯垢や歯石を取って、炎症を抑えていく治療です。
歯周病が進行してしまっている時は、麻酔をして歯垢や歯石を取っていくこともあります。
検査をしてもらって、歯医者さんに状態を聞いてくださいね!

 

歯茎の健康を守るのは定期的なメンテナンス!

歯周病の状態が落ち着いたら、その状態を維持できるように、歯磨きなどのセルフケアはもちろん、歯医者さんでの定期検診を受けることが大切です。
定期検診の期間は、その人その人の状態によって変わりますので、自己判断せず、歯医者さんからの指示に従うのが望ましいと思います。

いかがでしたか?

歯医者=痛い・臭い・行きたくない、そう思う方がほとんどだと思います。
しかし、歯は一度抜けると、生えてきません。
自分の歯は自分で守るしかないのです。
大人の歯は6歳頃から順番に生えて、死ぬまで一生使う、ということを考えると、メインテナンスがとても大切ですよね。
自分のお口の健康を守るのは自分!
入れ歯ではなく、自分の歯で食べられるように、しっかりとケアしていきましょう!

 

デンタルクリニックツジは、神戸・芦屋市で最新の技術と設備による、安心・安全な歯科治療、インプラントを提供する歯科医院です。
歯周病を予防するために定期検診・歯磨き指導を行っております。
また、歯周病治療では、できるだけ進行を防ぐように、患者様に寄り添い、誠心誠意サポートさせていただきます。
歯周病に関するお悩みやご相談は、デンタルクリニックツジまで、お気軽にお問合せください。

 

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