痛くない虫歯治療のメリット・デメリット!歯の無痛治療
あなたは、歯の無痛治療をご存知でしょうか?
虫歯になって、治療しないといけないと頭ではわかっていても、治療の痛みを考えると、ついつい腰が重くなってしまうという方もいらっしゃると思います。
しかし、虫歯を放っておくと、どんどん進行してしまい、歯周病になったり、歯を失ったりすることがあります。
痛くない治療ができるとしたら、歯医者さんが怖い、苦手というお気持ちもなくなって、虫歯を治療することができるのではないでしょうか?
今回は、痛くない虫歯の治療について、お話したいと思います。
無痛治療のメリット・デメリットをご理解されて、治療するうえでのご参考にしてください。
痛くない治療(無痛治療)のメリット
虫歯の治療では、基本的に注射で麻酔をします。
痛くない治療(無痛治療)は、その麻酔の注射が痛みを伴わずにできるという、大きなメリットがあります。
治療に対する苦痛や精神的なストレスを和らげることができるので、患者さんはリラックスして治療が受けられます。
歯医者さんは痛いから嫌だと、治療を先延ばしにしている人もいますよね。
痛くないのであれば治療しようと、歯医者さんに行く気持ちになり、結果的に虫歯の進行を妨げることができて、大切な歯を守ることができます。
痛くない治療(無痛治療)のデメリット
痛くない治療(無痛治療)で、痛くない麻酔をしようとすると、どうしても時間が必要になります。
①麻酔液注入の速度を遅くする
麻酔の注射をするときに、麻酔の液を一気に速いスピートで注入すると痛みを伴います。
一滴一滴少しずつ注入すると、痛みを感じずに麻酔ができるため、時間が必要になります。
②歯に染み込むまで時間がかかる
麻酔が効くまでには、歯茎に麻酔の注射をして、麻酔の液が歯茎に染み込んでから、その下にある骨に染み込み、さらにその内部にある歯に染み込まないといけません。
歯に染み込むまでに、どうしても時間が必要になります。
仮に、麻酔の液を一気に注入すると、歯に染み込むのは速いのですが、痛みを感じてしまいます。
③塗る麻酔を塗って待たなければならない
患者様の状態によっては、麻酔の注射をする前に、歯茎の表面に塗って痺れさせる麻酔を用いることがあります。
塗る麻酔を塗ってから、数分待つと歯茎の表面は痛みを感じなくなるので、そこに麻酔の注射をすると、針を刺す瞬間の痛みを和らげることができます。
この場合は、塗る麻酔を塗ってから、麻酔が効くまで待たないといけないので さらに時間がかかります。
忙しくて時間がないから早く治療して欲しいけれど、痛くない治療でやって欲しいというのは、矛盾していることになるので、できません。
痛くない治療にしようとすると、どうしても治療に時間がかかることを覚えていてください。
まとめ
虫歯の治療には、痛くない治療(無痛治療)が可能です。
麻酔の注射をするときに、痛みを感じないようにする無痛治療は、歯医者さんに行くと苦痛を伴うという理由で、虫歯を放置しがちな人には、嬉しい治療方法です。
しかし、痛くない治療(無痛治療)をするためには、どうしても時間がかかります。
・ 麻酔の注射液を一滴一滴ゆっくり入れる
・ 麻酔が歯茎から骨を通り、歯に染みるまで待つ
・ 歯の表面に塗る麻酔を塗った場合は、麻酔が効くまで待つ
など、時間が必要になるからです。
急いでいるから早く治療を済ませて欲しいけれど、痛くないようにして欲しいといわれても、それはできません。
虫歯の治療で、痛くない治療(無痛治療)を希望する場合は、なるべく早めに時間の余裕を作り、歯医者さんの予約を取りましょう。
デンタルクリニックツジは、神戸・芦屋市で最新の技術と設備による、安心・安全な歯科治療、インプラントを提供する歯科医院です。
痛くない虫歯治療で、患者様の不安を和らげ、安心して治療していただけるように誠心誠意サポートさせていただきます。
虫歯治療のお悩みは、デンタルクリニックツジまで、どうぞお気軽にお問合せください。