インプラントの治療期間について
インプラント治療をしたいけれど、どれくらいの期間がかかるのだろうと不安に思う方もいるでしょう。
長い時間が必要なのは想像できますし、何度も歯医者さんに通うのは、時間的にも精神的にも負担がかかると、ためらってしまうお気持ちもわかります。
あと一歩が踏み出せず迷っている方のために、今回は、インプラント治療は、どれくらいの期間が必要で、何回くらい歯医者さんに通えばいいのかをご説明いたします。
インプラント治療
インプラント治療に入る前に、カウンセリングや口腔内検査、CT検査から、お口の状態を把握しておく必要があります。
そのデータをもとに、治療法や費用、通院期間などの詳しい治療計画を立て、患者さんに説明し、患者さんが納得・同意したうえで、治療を開始します。
仕事やどうしても外せない用事がある場合など、相談に乗ってくれますので、話しておくと良いでしょう。
【通院回数 1~2回】検査や治療計画
インプラント治療
インプラント手術には、一次手術と二次手術があります。
①一次手術
アゴの骨に穴を開け、歯の土台になるインプラントを埋め込む手術です。歯茎に麻酔をするので、患者さんはほとんど痛みを感じることはありません。
手術時間は、歯茎の状態によりますが、およそ1~3時間程度です。
入院などは必要なく、止血を確認し、治療の説明や術後の注意などを受けて帰宅します。
当日は安静に過ごしますが、翌日からは、日常生活に戻れます。
手術当日と翌日の消毒【通院回数 2回】
②骨とインプラントの結合
一次手術の後は、骨とインプラントがしっかり結合して定着するのを待ちます。
この間は、そっと待っているだけで、歯医者さんに通う必要はありません。
通常は、約2~3ヶ月程度の期間です。
インプラントを入れる部分の骨が足りず、人口の骨を作り、骨を増やす手術をした場合は、10~12ヶ月かかることもあります。
③二次手術
骨とインプラントがくっついたら、埋め込んだインプラントの上に土台を立てる手術をします。
手術時間は短く、1~2本でしたら、10分程度で終わります。
【通院回数 2回】 手術当日と翌日の消毒
④歯茎の回復
二次手術の後、歯茎の状態が回復するのを待ちます。
3週間~1ヶ月程度の期間ですが、この間も、歯医者さんに通う必要はありません。
⑤人工歯の接合
歯茎の状態が落ち着いたら、歯の型取りをして、歯の色や形を決め、インプラントの上に被せる人工歯を作ります。
2週間程度で、人口歯が出来上がるので、インプラントに被せて、装着感や見た目を確認し、問題がなければ、これで治療が終わります。
【通院回数 2回】 型取りと接合
まとめ
インプラントの治療期間は骨の状態や上下アゴ、治療本数により異なりますが、通常、初診から治療完了まで、約4~5ヶ月ほどの期間が必要になります。
しかし、歯医者さんに治療に通う回数は意外と少なく、精密検査や手術当日と翌日の消毒、歯の型取り、接合の8回程度です。
それ以外は通常の日常生活を送れますので、仕事やプライベートにも支障がありません。
ただし、歯茎の状態が良好でないと、その治療に要する時間も必要となりますので、歯周病などにならないように、常日頃から歯磨きをしっかりして、お口の中の清潔を心がけましょう。
デンタルクリニックツジは、神戸・芦屋市で最新の技術と設備による、安心・安全な歯科治療、インプラントを提供する歯科医院です。
患者さんの不安や恐怖を和らげて、ほんとうに痛くない治療を心がけております。
患者さんに寄り添い、共に治療に向き合う姿勢を常に心がけ、患者さんが安心してインプラント治療が受けられるようにサポートさせていただきます。
ちいさな疑問、不安にも、ご納得いくまでご説明させていただきますので、お気軽にご相談ください。